家族や恋人、友人をマラソンに巻き込んでみる

マラソンをするならば、仲間がいる方が、感動を共有できてよりマラソンを楽しめるのは、前にも書いた通りです。ついに、自分がマラソン大会に参加すると決めた人は、自分が中心になって、家族や恋人、友人もマラソンに巻き込んでみませんか?一緒に走る仲間でも良いですし、自分専属の応援サポーターになってもらうのも良いでしょう。独りで参加するより、断然楽しいイベントになりますよ。

フルマラソンは、10キロランなどと違い、給水、栄養補給が必須になります。大会側で、水、ドリンク、塩、バナナ、チョコなどの給水、栄養補給のサービスは有りますが、完全ではないので、自分が食べやすいもので、必要な量を準備する必要があります。独走の場合は、必要なもの全てを、自分で持って走ることになります。走り慣れた独走ランナーは、手慣れた感じで荷物を持って、軽快に走っていますが、初心者の場合は、そんな訳にいきません。

そこで、活躍するのが、専属サポーターです。自分の必要なものを、必要なタイミングで渡してもらいましょう。地図などで、事前に打ち合わせしておくと良いです。トップアスリートなどが参加するような、公式大会などの場合は持ち込み規制があるようなので、事前に確認しておくことをおススメします。

その他の市民マラソン大会や、海外のマラソン大会などでは、自由に沿道から給水、給食のサポートを受ける事ができます。仲間が沿道でバナナを持って待っていてくれると、心強く本当にうれしいものです。時には、見知らぬ他のサポーターが、食べ物を差し出してくれたりします。普段であれば、見知らぬ人から食べ物をもらうことなど無いのですが、マラソン大会の空間では抵抗なく、受け取れるから不思議です。同じ空間で42.195キロにチャレンジしているから、ランナーもサポーターも皆仲間意識が高まって、その様に感じるのだと思います。

マラソンとは、独りで走る競技ですが、大会を作り出しているのは、あなた一人ではありません。一緒の空間でチャレンジする全てのランナーと、応援してくれる人がいるから、あと少し頑張ろうと思えるのだと思います。マラソンに出会って、沢山の人との出会いや、人や物に感謝する事が増えたのではないでしょうか。この様な場所に、家族や恋人、友人を連れて来て、感動を分かち合うのは素敵なことですね。

多くのマラソン大会で、フルマラソンの他に、10キロラン、4キロダッシュ、2キロウォークなど、体力のない子供でも参加できる、比較的参加しやすい種目があります。走り慣れたパパさん、ママさんは、まだ走れない赤ちゃんをベビーカーに乗せて走る人もいます。そのような光景を目にすると、心が和みます。

大人になるにつれ、自分ひとりの時間が増えて、家族や友人と一緒に過ごすことが減った人も多いのではないかと思います。この機会に、家族や恋人、友人を巻き込んで、マラソンの面白さを共有しながら、絆を深めてみるのも良いと思います。