ランニング仲間を見つける事で、達成感もアップする

あなたには、ランニング仲間がいますか?マラソンは、自分との戦いです。常に独りで走り続けるものですから、特に仲間などはいらないと言う人もいると思います。

42.195キロを走破するためには、孤独や、辛さに打ち勝ち、あきらめない自分が必要です。どんなに辛くても、黙々とやり続けていれば、必ず達成できます。そしてゴールした瞬間の感動は、走りきったものだけが味わえる達成感です。この感動を独りではなく、誰かと共有できたらもっと素晴らしいと思いませんか。マラソンは、孤独の集合体だと思います。たった独りで成し遂げたと思うことも、実は誰かの走る姿に後押しされて、成しえたのかもしれません。

マラソンの良い点は、長距離を走り続けるという、スケールの大きいスポーツなのに、誰でも体一つで始められる手軽さだと思います。簡単に完走できるものではありませんが、それでも、マラソン大会を開催すれば、何千、何万人の参加者がいるのですから、魅力のあるスポーツだと言えます。

競技を目的としない市民ランナーの場合、誰かと競うと言うよりは、自分自身の体力の限界と、精神力と向き合って勝ち取るスポーツです。コミュニケーションを取るのが苦手な人でも、他人に気を遣う必要がないので気楽で良いという理由で、マラソンが好きな人もいます。

マラソンは個人戦ですので、自分のペースでゴールを目指せば良いのですが、思い通りに走れず、失速することもあります。良い時も悪い時も全て自己完結です。良い結果でも、悪い結果でも、黙々と感動をかみしめるのです。それも一つの楽しみ方ですが、時には仲間がいたら楽しいと思いませんか?興味の無い家族に話してみても、暖簾に腕押しですが、仲間とならマラソン談義にも花が咲きます。

独走にこだわる人は、それで良いと思います。独りで走り始めたけれど、独りで走る事にこだわりが無い人は、是非ランニング仲間を作る事をおススメします。仲間と出会うきっかけは様々で、全く周りにマラソンをする人がいない場合は、インターネットで探してみましょう。ランナー専用のコミュニティサイトなどを利用すれば、自分の興味にあった友達が出来ると思います。マラソン大会などを企画する大手会社が運営するサイトなどが有名です。

その他には、スポーツジムの交流会などを利用する方法があります。広報などを見て、地元のマラソンクラブを訪ねてみるのも良いかと思います。非営利で運営しているマラソンサークルも結構あるようです。申込みもインターネットで簡単に入会できます。普段は、フェイスブックで近況を報告したり、マラソンの話題で盛り上がったりしながら、月に1回程度、実際に集合してマラソンの合同練習をしているサークルもあります。

以外とランニング仲間を作るのは、簡単なようです。仲間がいる事で、自分のマラソン知識が増えたり、情報を共有できます。感動もみんなでシェアして、マラソンの奥深さを満喫するのも楽しいと思います。