走り慣れてきたら、シューズやウエアを新調してみよう

走り始めは、身近にあるもので調達した、シューズとウエア。走り慣れてくると、周りにも目が届くようになるので、他の人のウエアやシューズなどが気になりますよね?そうなったら、そろそろ新調するのも良いかと思います。今まで興味の無かったマラソン雑誌をめくると、カラフルなものから、機能満載のグッズの多いこと、多いこと!

まずは、シューズ選びから始めましょう。マラソングッズで一番重要なのは、靴ですね。靴といって思い出すのは、やっぱり大手ブランドでしょう。価格帯も幅広く、5000円程度から30000万円程度が多く出回っていますね。最近は、オーダーメイドの数も増えてきています。オーダーメイドの場合は店舗に直接出向いて、計測してもらう方法と、自分で計測して申し込むイージーオーダーがあります。オーダーメイドの良い所は、左右それぞれ計測して、ぴったりの靴を作ってくれるので、当然自分にあった靴が出来上がります。

ただ、高価なので、走り始めの皆さんのファーストシューズは、既製品をおススメしたいと思います。5000円程度でも、ブランド品の走りやすい靴は、多数出ています。ポイントは買い方です。大手スポーツショップでも、良いのですが、スポーツ靴専門店がベストです。マラソンの靴を探していると言うと、何足かチョイスしてくれます。同じサイズでも、ワイズの作りが細身のものもあるので、店員さんと相談しながら試着するのが良いと思います。価格の高い靴が、良さそうに見えますし、お店としては高い靴を売りたいと思いますが、こだわりの靴屋さんは、安い靴でもお客さんに合うと思うものをすすめてくれます。

この様な靴屋さんでは、はき方、ひものかけ方も教えてくれます。ひものかけ方一つで、足首が靴にフィットするので、つま先の負担が減りとても快適に走る事が出来ます。

次にウエアです。マラソンシーズンは、秋から春までなので、比較的寒い時期になりますが、マラソンウエアは、速乾性を重視した薄手のものが良いと思います。走り始めは寒いのですが、長距離を走っているとかなり熱くなるので、そこを考慮して選ぶと良いと思います。色は熱を吸収しやすい、紺や黒は控えた方が良いです。また、危険防止の為、明るめの目立つ色を選ぶのがポイントです。

ウエア下は、普段のトレーニング時はジャージでもOKですが、大会などでは、ハーフパンツがおすすめです。上着同様、長距離を走ると、体内で熱がこもるので、熱を発散しやすくする為と、足元で生地がまとわりつかないので、抵抗が少なく走りやすくなります。

下着については、男性の場合乳首がウエアで擦れて痛くなることがあるので、ぴったり着れる下着を着用することをおススメします。下着を着たくない男性は、乳首の擦れ防止の為に、ニップガードという乳首を覆うシールの様なものか、コストをかけたくない場合は、絆創膏などを準備しましょう。

女性の場合は、マラソン用のスポーツブラを選びましょう。女性の胸は、クーパー靭帯で支えられていますが、揺れに弱く、一度伸びたら元に戻らないので、しっかりサポートしておくことが大切です。スポーツブラをすると、胸の揺れが軽減されるので、走るバランスがとりやすく、軽い走り心地が得られると思います。